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詰め物が取れた

詰め物が取れた

詰め物が取れる原因

虫歯、詰め物の劣化、詰め物の適合不良、かみ合わせ、セメント(歯と詰め物を接着している)の劣化等が考えられます。

詰め物が取れた場合の治療の手順

詰め物が取れた際は上記の理由が考えられるため、先ずは診査診断を行い、取れてしまった原因を見つけます。
原因がセメントの劣化のみの場合、新しいセメントで詰め物をつけ直します。
それ以外の場合は新しく詰め物を作り直す必要があるため、基本的に以下の流れで診察していきます。

治療の流れ

1回目 虫歯の治療

虫歯が大きかった場合、その後の症状の経過観察をするために、1ヶ月程様子をみてから型取りに移ることもあります。

2回目 詰め物の型取り
3回目 詰め物の装着

詰め物の種類

プラスチックや銀歯は保険適応になります。しかし、プラスチックは劣化が早く、銀歯は腐食し易く、金属アレルギーの原因になる可能性があり、安全性・耐久性が良い材料とは言えません。 詰め物選びで大切なことは、安全性と耐久性が高い材料を選ぶことがポイントです。

インレー(詰め物)

保険適用の場合
名称 銀合金
特徴 銀が主成分成分のため、
お口の中で腐食し黒く変色します。
適合性が落ちるため、二次的に虫歯に
なりやすい特徴があります。
また金属アレルギーの問題があり
安全性は低いです。
審美性 ×
耐久性
費用 3割負担
自由診療の場合
名称 ハイブリッド 高カラッと金合金 セラミック
特徴 セラミックとプラスチックの中間の性質を
持ちます。セラミックのように綺麗に治療
できます。しかし、プラスチックの特徴である、
材料の着色や摩擦が起こりやすいです。
噛み合わせに優しく、腐食につよいため、
歯周病や虫歯になりにくいです。また、
生体親和性に優れ、金属アレルギーを
起こしにくい特徴があります。
透明感が天然歯に近く綺麗です。
金属アレルギーにも安心して使用できます。
汚れがつきにくく、歯周病や虫歯に
なりにくい特徴があります。
審美性
耐久性
費用 ¥50,000 ¥50,000〜 ¥70,000

※上記の表は横にスクロールできます。

症例

クラウン(被せ物)

保険適用の場合
名称 銀合金 CAD/CAM冠ハイブリッドレジン冠
特徴 銀が主成分成分のため、
お口の中で腐食し黒く変色します。
適合性が落ちるため、二次的に虫歯に
なりやすい特徴があります。
また金属アレルギーの問題があり
安全性は低いです。
ハイブリッドレジンブロックから削り出した被せ物です。
セラミックより劣化が早く、割れや、色調に
変化が起こりやすい特徴があります。
審美性 ×
耐久性
費用 3割負担 3割負担

※上記の表は横にスクロールできます。

自由診療の場合
名称 高カラット金合金 メタルセラミック オールセラミック
特徴 噛み合わせに優しく、腐食強いため、
歯周病や虫歯になりにくいです。
また生体親和性に優れ、金属アレルギーを
起こしにくい特徴があります。
金属フレームに陶材が築成してあります。
透明性は再現しにくいですが、周りの歯に
色調を合わせることが出来ます。汚れがつきにくく
歯周病や虫歯になりにくい特徴があります。
金属を使用しないため、透明感が天然歯に近く綺麗です。
金属アレルギーにも安心して使用できます。
汚れがつきにくく歯周病や虫歯になりにくい
特徴があります。
審美性 ×
耐久性
費用 ¥100,000 ¥100,000(Co-Cr)
¥110,000(セミプレシャス)
¥130,000(e-max)
¥150,000(ジルコニア)

※上記の表は横にスクロールできます。

 

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